お知らせ
地域の高校生に応急手当とAEDの使い方についての講習会にお手伝いとして、参加しましたのでご報告いたします。
AEDと応急手当の重要性
1. 概要
この度、消防庁の方を講師として、地域の高校生にAEDの使用方法と応急手当の指導を行いました。
講習には消防団員と地域のボランティアの方々も協力し、実技をサポートしました。
こうした地域ぐるみの取り組みによって、若い世代の防災・救命意識を高めることを目的としています。
2. AEDとは
AED(自動体外式除細動器)は、心停止状態の人に電気ショックを与え、心臓の正常なリズムを回復させるための装置です。
「心室細動」が発生した際、迅速な対応が求められます。救急車が到着するまでの間にAEDを使用し、適切な応急手当を施すことが生存率を飛躍的に高めます。
3. 講習の内容
消防庁の講師がAEDの使い方をわかりやすく説明。
消防団員とボランティアが胸骨圧迫(心臓マッサージ)の実技を指導し、高校生が実際に体験しました。
AEDの操作方法は初めての方でも安心して使えるように、音声ガイド付きのデモ機を用いて練習しました。
4. AEDの使用手順
(1)安全確認
周囲の安全を確保し、倒れている人に声をかけて反応を確認します。反応がなければ、大声で助けを求め、119番通報とAEDの手配を指示します。
(2)胸骨圧迫の開始
AEDが到着するまで、胸の中央を1分間に100~120回のペースで強く押します。実技では、消防団員とボランティアが正しい押し方を指導しました。
(3)AEDの起動と電極パッドの装着
AEDの電源を入れ、音声案内に従ってパッドを右胸と左脇腹に貼り付けます。
(4)心電図の解析と電気ショックの実施
AEDが心電図を解析し、「ショックが必要」と判断された場合、周囲の安全を確認し、ボタンを押して電気ショックを行います。
(5)再度の胸骨圧迫
ショック後も必要に応じて胸骨圧迫を継続し、救急隊の到着を待ちます。
5. 講習を通じた意識向上
高校生たちは、AEDの操作と胸骨圧迫を通じて、自分たちが「命を救う側」に立つ可能性を実感しました。
消防庁の講師からは、「応急手当の第一歩を踏み出す勇気」がいかに大切かというメッセージが伝えられました。
6. まとめ
この講習を通じて、地域の消防団やボランティアの協力のもと、AEDを使った応急手当の知識と技術を多くの高校生が学びました。
一人ひとりの行動が、命を救う大きな力になるという意識を広め、今後も地域全体で防災・救命活動の輪を広げていくことが期待されます。
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